北朝鮮政府が、薪の不足と新型インフルエンザ拡散防止のために支持を出し、小学校と中学校が通常より早く冬休みに入ったことが確認された。
北朝鮮の内部消息筋は「貨幤改革の後、市場が開かれないため学校が薪をなかなか確保できず、豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)の拡散を防ぐために冬休みを早める措置を取った」と言い、「子供達は『豚インフルエンザ』で冬休みが早く始まったため喜んで飛び回っている」と話した。
北朝鮮政府は早めに冬休みに入った理由に「新型インフルエンザ」をあげているが、本音は貨幤改革のため石炭や薪の価格が定まっておらず、父兄が冬の暖房用の薪を確保できないため、早めの休みに入ったと消息筋は判断した。
この消息筋によれば、北朝鮮政府は新型インフルエンザの公式名称を「新種インフルエンザ」としている。住民の間では豚インフルエンザと言われている。豚インフルエンザは豚に由来するインフルエンザという意味だ。
11月中旬から全国的に「新種インフルエンザ」のに関する張り紙が送られた。政府はこの張り紙で、家庭と職場では室内と外に水を汲んだバケツを置いて手をよく洗い、インフルエンザの症状があれば保健所に垂オ出るようにと指示している。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面だが消息筋は、「豚インフルエンザが公式に発生したという話は聞いていない」と言い、「風邪をひけば無条件隔離するが、それが豚インフルエンザなのか普通のインフルエンザなのか知るすべがない」とも話した。
これと関連して、北朝鮮政府が新型インフルエンザののために、該当地域の往来を遮断して隔離する措置を取っていなかったことも分かった。
また、別の消息筋も小学校と中学校で冬休みが早めに始まったことを確認し、「豚インフルエンザに気を付けようという雰囲気はあるが、死亡者が多数発生して危機感が高まっているほどではない」と伝えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面この消息筋は「今も住民どうし集まれば、貨幤交換に対する不満をさかんにこぼしている」と言い、「住民のことを思う幹部がいないと話している」と伝えた。