北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は25日、ケリー米国務長官が金正恩政権について「違法で正統性のない政権だ」と述べたことに対し、「絶望に陥った者のたわごと」であると非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。
ケリー氏の言葉は、21日にワシントンDCでクウェートの外相と会談した際に述べられたたもの。
これに対し報道官は、「自国の対朝鮮敵視政策の完全な破たん」から出たものであると指摘。米国がどのような非難の声を上げようとも「一心団結の威力と強大無比の国力を持って尊厳と威容を世界に宣揚するわが共和国の戦略的地位を崩せないであろう」などと述べた。