その後、事件をめぐって南北会談が開かれるが、朴槿恵(パク・クネ)大統領は、北朝鮮の謝罪を断固要求した。韓国世論も朴大統領の強行姿勢を後押し。その背景には、ショッキングな映像の影響があったと見られる。
(参考記事:【動画】吹き飛ぶ韓国軍兵士…北朝鮮の地雷が爆発する瞬間)板門店での会談は、双方が譲らず4日間、計43時間にも及んだが、最終的に北朝鮮が「遺憾の意」を表明。事実上の謝罪によって合意に至った。
こっそり負け惜しみ
しかし、事件から1年後の今年8月、北朝鮮の国営メディアはなんとも苦しい「負け惜しみ」を言う。