HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 進むも地獄、退くも地獄…中国で脱北者を待つ過酷な境遇 2016年10月27日 | 脱北 「隣国の違法越境民を助けたり、匿ったりしたら罰金500元(約7700円)」 「隣国の外国人に強盗、物乞いされたら、金品を差し出し、命を守れ」 水害発生の約1週間後に開山屯を訪れた日本人によると、地元政府や国境警備隊は、脱北者がやってくることを警戒してか、パトロールカーが数分おきに村を巡回していたが、上記のような横断幕は見かけなかったという。脱北者は、水害直後より状況が落ち着いた今のほうが増えているものと思われる。 中国公安が、脱北者の急増に頭を抱えているのにはさらに理由がある。 345