北朝鮮が12月2日に電撃的に貨幤改革を断行して発行した新札が、4日に公開された。
聯合ニュースはこの日、北朝鮮が貨幤改革で新たに発行した貨幤のうち、5000ウォン札と2000ウォン札、1 000ウォン札の表面と裏面の写真を公開した。
北朝鮮は今回、紙幣は5000ウォンと2000ウォン、1 000ウォン、500ウォン、200ウォン、100ウォン、50ウォン、10ウォン、5ウォンを、硬貨は1ウォン、50銭、10銭、5銭、1銭を発行した。
公開された5000ウォン札の表面には金日成の肖像が、裏面には万景台の金日成の生家が描かれている。2000ウォン札の表面には金正日が生まれたと宣伝している白頭山の丸太小屋と正日峰が描かれており、裏面には白頭山天地が描かれている。1000ウォン札には万景台の金日成の生家と、金日成と金正日が一緒に撮影した三池淵が描かれている。
また500ウォン札には凱旋門、200ウォン札には千里馬の銅像、100ウォン札には北朝鮮の国花である木蘭が描かれている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面50ウォン札の表面には工人と農民、労働知識人を象徴する絵が、裏面には3大革命記念塔が描かれている。10ウォン札には陸海空軍を象徴する軍人と戦勝記念塔が描かれている。
最も少額の紙幣である5ウォン札には科学者と大学生を象徴する絵と、水力発電所の全景が描かれている。硬貨の表面には北朝鮮を象徴する撫ロがあり、裏面には金正日花や金日成花、木蘭、つつじなどの花が描かれている。
韓国政府は、言論機関が紙幤の図案を発表した日の前日、ようやく北朝鮮の貨幤改革断行の事実を公式に確認した。