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正恩氏の指示が功を奏したのか、兵士による窃盗はとりあえず収まった状態だ。しかし、依然として事件が多発しているとの声も上がっている。

住民は畑のトウモロコシや野菜を守るために、寝ずの番に立たざるを得ない。寝不足を解消すべく、動員された復旧工事の現場で、昼休みなどの時間を利用して昼寝をする有様だという。

災害復興に兵士が大勢やってくることは、被災地の住民にとっては「窃盗団の襲来」に等しい。北朝鮮当局は、兵士たちに食べ物も生活必需品も補給しないため、「現地調達」を強いられるからだ。