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金正恩氏が地方を視察する際、現地では「武器弾薬の回収事業は元帥様のセキュリティに直結する最優先課題」と強調される。兵士のみならず住民、学校の生徒、さらには遠方から派遣された突撃隊もこの作業に動員される。

ここまで徹底しているにもかかわらず、爆発物探知機を導入するということは、それほど金正恩氏が怯えている証左といえるが、一体誰に、そして何に恐れているのか。

女子大生すら拷問する部隊を

今の北朝鮮で、組織だった反体制勢力が存在するとは考えづらい。