しかし、とくに人権問題においては、このような考え方をしない傾向が国際社会で強まっている。従軍慰安婦問題もそうだ。「あの時は、そういうことをしても仕方のない時代だった」と主張しても、誰も耳を貸さない。むしろ、そういった主張をすればするほど、風当りは強くなる。
今の時代、人権問題の取り扱いを間違えると、とんでもない目に遭いかねないということだ。
今回の韓国の問題で、最も苦しい立場に追い込まれそうなのは文在寅氏だ。文氏は最大野党・共に民主党の前代表であり、来年の韓国大統領選では野党側陣営の候補者となる可能性が高い。