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一方、タンザニア連合共和国のマヒガ外相は「国連の制裁に関連してわが国がまたもやトラブルに巻き込まれた」と怒りを露わにした。

同国では2012年、当時経済制裁下にあったイランの船舶36隻が、ザンジバルでタンザニア船籍を取得したことが明らかになり、同自治政府は船舶を抹消している。登録代行を請け負っていたのは、アラブ首長国連邦のドバイのエージェントだ。

大臣は「連合政府は国連の制裁対象国の船舶に船籍を与えることに断固反対しているが、悪名高いドバイのエージェントの制裁破りが問題だ」と、ザンジバル海事庁と取引のあったエージェントのフィルテックス社を非難した。

外相の発言の後、ザンジバル海事庁はタンザニア船籍を与えた北朝鮮船舶は50隻にのぼることを明らかにし、そのうち13隻の登録を抹消、今後も順次抹消を行うと発表した。