ベトナムのICTニュースによると、キム大使はホーチミン氏、金日成氏以来の両国の友好関係を強調し、グエン次官は、「北朝鮮の提案を受け入れる用意ができている。ベトナムの各分野の発展への協力に謝意を表し、両国の協力強化のため努力しよう」と述べたという。
北朝鮮は海外にある林業、建設、繊維などの工場に多くの労働者を派遣しているが、長時間労働や行動の制限、賃金の未払いなど様々な人権侵害が行われているとの批判を受けている。そのような中での今回の提案は、外貨稼ぎのルートの多角化を図る意図があるものと思われる。
ベトナムは、国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議に基づき、対象に指定された人物を国外追放にするなど、北朝鮮に対して必ずしも友好的な態度を取っているわけではない。
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