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だからこそ、核兵器の弾頭化と弾道ミサイルの性能向上を急いでいるのだ。

早い時期に動くきっかけをつかめれば、米韓が勝つだろう。しかし、正恩氏が経済制裁や揺さぶりを耐え抜き、核ミサイルを20基、50基、100基と増やしていけば、さしもの米国も手を出せなくなるかもしれない。

正恩氏はおそらく、揺さぶりに耐えるために恐怖政治を強化するだろう。しかし、北朝鮮の人々がその恐怖を振り切って立ち上がる気になるには、国際社会が今の何十倍、何百倍もの関心と労力を朝鮮半島に注がなければならない。