北朝鮮の朝鮮中央通信は先月30日、韓国統一省の傘下機関として北朝鮮人権記録センターが設置され、「かいらい統一部は完全な同族対決部、反統一部に転落した」と非難する論評を配信した。同センターは、先月28日に開所式が行われ、北朝鮮の人権状況を調査・記録する業務を開始した。
論評は「『統一部』に反共和国『人権』謀略を専門に担当する機構まで公然と設けたのは、同族を謀略にかけて害することに狂った逆賊らの醜悪さと無分別な対決ヒステリーを如実に示している」と指摘。
さらに「北南関係を最悪へ追い込んだ朴槿恵『政権』の対決政策実現の突撃隊になって反共和国『人権』謀略騒動の先頭に立ってのさばっているのがまさに、かいらい統一部である」と非難した。
そのうえで「かいらい統一部は、改編ではなく、直ちに解体しなければならない」と主張した。