国連児童基金(UNICEF)は公式ブログに、洪水で甚大な被害を被った被災地にオユンサイハン特使を派遣し、被災状況の視察の様子を掲載。視察の過程では、洪水拡大の原因についての新たな証言が出てきた。
特使は、咸鏡北道(ハムギョンブクト)延社(ヨンサ)郡広陽里(クァンヤンリ)を訪れた。最初に会ったのはリ・ジョンスン(84)さん。「村に住むようになって50年」というリさんは、被害の様子を次のように語った。
「生まれてこの方、こんな災害は経験したことがない。近所の8軒の家が流された」
放流された濁流が村を
幸いにして、隣人たちと共に避難して難を逃れたが、未だにショックから立ち直れない様子だったが、特使の手を握りしめながら感謝の言葉を述べたという。