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国連安保理の制裁決議に基づき、対北朝鮮輸出が禁止されているレアアース、金(ゴールド)、バナジウム、チタンの取引は全くなかったが、航空燃料は2万6000ドル(約262万)相当が、中国から北朝鮮に輸入された。

航空燃料の基準となるシンガポールケロシン価格は、1バレル55ドル前後で推移しているため、470バレル(7万4724リットル)を輸入した計算となる。

6月からプラスに転じる

北朝鮮国営の高麗航空の主力機種、ツポレフ204−300の最大燃料積載量が4万5000リットルであることを考えると、「公式に」輸入できたのは必要最低限の量だけとなる。