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李明博大統領とアメリカのバラク・オバマ大統領が行った19日の首脳会談の結果に対して、与野党がそれぞれ異なる反応を見せている。

ハンナラ党は堅固な韓米同盟を再確認して、北朝鮮の核問題の解決や朝鮮半島の平和定着の基盤を強化したと評価した一方、民主党など野党は「『グランドバーゲン』に共感を示したのも修辞に過ぎなかった」と述べ、形式的な会談だったと評価した。

ハンナラ党のチョ・ヘジン報道官はこの日の口頭論評で、「両首脳はこれまで3回も会い信頼を固く築いて、その上で朝鮮半島と北東アジアの重要な懸案について有益な成果を導き出した」と述べ、「両国間の協力体制が、北朝鮮の核の解決や韓米FTA(自由貿易協定)の早期の批准、世界平和のために大きな役目を果たすだろう」と伝えた。

同党のチョン・オギム議員は「北朝鮮が2回も核実験をした状況で、北朝鮮の核問題の一括妥結という『グランドバーゲン』に関して両国首脳が意見を共にした意味は大きい」と強調した。

一方、民主党のノ・ヨンミン報道官は「6月の韓米首脳会談からさらに一歩も進むことができなくて失望している」と述べ、「儀礼的な韓米同盟の再確認と、北朝鮮の核問題に対する形式的な意志の表明があっただけで、韓米FTAも過去と比べて何の進展も見られなかった」と述べ、今回の会談の結果を低く評価した。

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パク・チウォン政策委議長も、「両首脳が『グランドバーゲン』に共感したというが、これは一種の外交的修辞に過ぎないと思われる」と述べ、「韓米FTAも原論的な水準に止まっている」と語った。

自由先進党のパク・ソン?燈?ケ官は「以前よりも先に進んだことがなく、変化したことはない」と述べ、「抽象画を見るような首脳会談だった。グランドバーゲンという単語が入っていただけで、具体的な内容はなく、レトリックがあるに過ぎなかった」と指摘した。

民主労働党のウ・ウィヨン報道官も「具体的に私たちの国益にとって助けになる論議の結果が1つもない、形式的でイベントに過ぎない会談だった」と語った。