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RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、「最近、保安員(警察)や保衛員(秘密警察)の間で、占いが流行っている。国内外の情勢が不安を増す中、占いに頼ろうとする風潮はかつてなく高まっている」と語る。

北朝鮮でタブーだった占いは、1994年に金日成氏が逝去し、社会不安心理が広がったことをきっかけに、流行りはじめた。今では高級幹部も占い師の上客で、大金を支払って自分と国の未来を占ってもらう。

ところが、そこからとんでもない噂が広まりだした。

「高級幹部は自分の運勢のみならず、金正恩氏の運勢も占うのだが、占い師たちが『金正恩氏の運は2019年に尽きる』と言っていることが知れ渡り、高級幹部の間で『金正恩氏2019年終末論』が密かに拡散しつつある」(情報筋)