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10日の黄海銃撃戦以後、『残酷で冷静な軍事的措置』と言いながら緊張局面を醸成していた北朝鮮が、今度は連日のように南北関係改善のための対話を強調している。

北朝鮮・労働党の機関紙である労働新聞は17日に、『北南関係の改善は民族問題を解決するための急務』という社説で、「互いを敵対視して軍事的緊張が高まる中では、北南の選択肢は戦争しかない。今後、北南関係改善のために努力する」と伝えた。

同新聞は、「対話の相手を信頼できずに対決状況をより深刻にして、軍事的挑発行為まで敢行する状態では、北南関係の正常化は期待できない」と述べている。

また、「北南関係が改善されるか悪化するかは、南朝鮮の態度にかかっている。北南関係が改善されて、自主統一と平和繁栄への広い道が切り開かれることが民族の望みだ。対話と緊張緩和への道が見えない狭い見解と時代遅れの観念の奴隷になり、対決にこだわるのであれば、それは最も愚かな行動だ」と主張した。

さらに、「そうした妄動は対決を好む人に必ず苦い後悔と大きな災いをもたらす」と主張した。

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同新聞は、8月に現代グループのヒョン・ジョンウン会長と合意した金剛山と開城観光の再開、秋夕の離散家族再会などの内容が盛り込まれている共同報道文の合意の内容も挙げながら、「我々の様々な大胆な措置は、悪化した北南関係を改善して、統一運動を発展させるための愛国愛族の願いからのものだ」とも強調している。

また、「北南関係を発展させることは祖国統一のための先決条件であり、民族問題を解決することが急務である。これは6.15統一時代の要求と民族共同の利益であり、醸成された情勢の要求から見ても、これ以上先送りにしてはならない切迫な課題だ」と述べた。