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北朝鮮政府が最近、両江道のサムス発電所周辺の工事と、コムサン里ワンドク(ポチョン郡に隣接した地域)とサムス発電所の間の道路の建設、金正淑芸術劇場周辺の公園造成事業のために、金正日の指示を受けて「白頭山観光資金」を使ったという主張が出ている。

11日にデイリーNKと通話した北朝鮮の両江道の内部消息筋は、「最近、恵山市で大きな変化があった」と言い、「将軍様の思いやりで『白頭山観光資金』を恵山市の建設に回して、サムス発電所周辺の整備と道路の工事、金正淑芸術劇場周辺の公園の造成事業が推進されて成果を出した」と伝えてきた。

北朝鮮政府は2007年5月に、サムス発電所の竣工式を行った。工事には2002年から5年かかった。その後、2008年に金正日の現地視察に備えてサムス発電所周辺を整備し、ワンドクとサムス発電所の間に新しい1号道路を建設した。

ワンドクとサムス発電所の間を走る1号道路の工事は、恵山と三池淵の間にあるワンドク駅(金正日専用の駅)からサムス発電所に向かう60里の区間の道路を新たに建設するもので、山を削って谷を埋めなければならない大変な工事だった。

北朝鮮はこの道路を建設するために、2007年11月から2008年5月まで、6.18突撃隊(党思想宣伝突撃隊)から3万人、さらに恵山市周辺の協同農場や恵山市の工場、企業所の労働者を含む10万人以上を工事に動員した。

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1号道路には護衛局の警戒所が設置されていて、民間人の通行を取り締まっている。一般の幹部の自動車も簡単には通過できない。

2007年にワンドクとサムス発電所の間を走る1号道路の建設工事と、サムス発電所の周辺を整備する工事に80万ドルが投入されたと言われている。建設資金は道の党責任書記(キム・キョンホ)に直接現金で送金され、道の貿易局がセメント以外の鉄筋やピッチ、ガャ潟刀Aディーゼル油を全て中国から持ちこんだ。

消息筋はさらに、「この工事とは別に、最近(2009年)ワンドクからチュンドン(第10軍団司令部)に迂回して、サムス発電所に向かう道路の鋪装工事が行われて、金正淑芸術劇場周辺の公園の造成事業にも、以前と同様80万ドルが投入された」と言い、「建設資金は中央党が現金で直接道の党責任書記に伝達して、『将軍様の思いやりで、白頭山観光資金の一部を恵山市の建設に回す』と明らかにした」と説明した。

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だが消息筋は、白頭山観光資金の出所と具体的な用途については正確に伝えなかった。

ワンドク-チュンドン-サムス発電所を結ぶ道路の工事は、ワンドク駅から恵山市のチュンドンにある第10軍団司令部、そしてサムス発電所まで道路を新しく舗装する工事だった。北朝鮮政府は金正日の軍部隊視察に備えて、2008年5月に工事に着手し、150日戦闘が終了した今年10月に工事は完工した。

新たに建設した金正淑芸術劇場周辺の整備も人目を引く。芸術劇場の周辺にあった7、8号棟アパートの環境が非常に劣悪だった。2007年7月には、7号棟アパートの近くにあった8階建てのアパートが崩壊して、30人余りが亡くなる大惨事まであった。

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北朝鮮政府は芸術劇場の周辺を整備した際、7、8号棟のアパートをリモデリングする一方、倒壊したアパートの敷地に新しいアパートを建てて、周辺に中国製の歩道ブロックを敷いた。

消息筋は「白頭山観光資金は、韓国が支援した資金のことか」という質問に対して、「それはよく分からないが、将軍様の思いやりで『白頭山観光資金』をまず回して使ったと聞いている」と述べ、「この事実はほとんどの幹部が知っている」と強調した。

消息筋によれば、白頭山三池淵観光鉄道が今年5月に中断した後、再開していない。こうした事実は、白頭山整備事業の資金も十分ではないということを示していて、今回の金正日の資金支援が非常に特別なものだったということも示唆している。