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9月9日午前9時30分(平壌時間午前9時)に北朝鮮咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓里(プンゲリ)付近を震源とする地震が発生した。

当初から北朝鮮の核実験によるものとの指摘が相次いでいるが、韓国の聯合ニュースは、韓国政府当局者の話として「北朝鮮は5回目の核実験を行ったものと判断している」と伝えた。

地震の強さを示すマグニチュードについて、ヨーロッパの地中海地震センター(EMSC)当初発表した5.0を5.3に修正し、米国地質調査局も5.3と発表している。北朝鮮に面した中国東北地方からは、地震を感じたとの情報が相次いでいる。

吉林省の延辺朝鮮族自治州で取材中だった中国中央テレビの趙文彬記者は、中国版Twitterの「微博」で次のように伝えている。

「延吉市で揺れを感じた。家の中にいた人は家具が揺れるのを感じた。揺れは短く、特に避難などは行われていない」

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また、延吉市在住の学生は「寝ていたら、突然家が揺れだして目が覚めた。家具が揺れて、ガラスが細かく震えていた。恐ろしくて外に駆け出た」と伝えている。

さらに、微博には吉林省の白山市、通化市、黒竜江省の牡丹江市など、北朝鮮に近い地域から揺れを感じたという投稿が相次いだ。中には国境から遠く離れた吉林市でも揺れを感じたという投稿があった。

延辺朝鮮族自治州では、4回目の核実験が行われた今年1月にも地震が感知され、延吉市の第三高校中学では、校庭に亀裂が入るなど被害が発生している。