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まず言えるのが、海外駐在の外交官は海外派遣労働者の脱北が目立つということだ。4月には、中国の北朝鮮レストラン従業員ら13人が集団で韓国へ亡命。7月には太永浩(テ・ヨンホ)駐英公使ら3人の外交官が家族とともに亡命した。

ほかにも、今年韓国入りした北朝鮮の海外派遣労働者は数十人に達するとされ、朝鮮労働党の外貨稼ぎ担当幹部の韓国亡命も伝えられている。

海外に派遣されている北朝鮮労働者たちの境遇は悲惨だ。低賃金や長時間労働は当たり前で、反発すれば、同行している国家安全保衛部(秘密警察)要員たちから凄惨なリンチを受けることもある。

(参考記事:ねらわれる少女、アキレス腱を切られる労働者…北朝鮮人権報告