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5月初旬に金正日総書記が心筋梗塞を起こしたが、北朝鮮の医療技術では治療が不可能で、ドイツの医療陣を招請して緊急手術を受けたと日本の時事週刊誌 ‘週刊現代’が報道した。

週刊現代は23日付最新号で、ベルリン心臓センターと関係が深いドイツの外科医師からこのような情報を確保したと明らかにした。

このドイツ人医師は“金正日総書記は、5月初旬に心筋梗塞を起こし、密かに心臓バイパス手術を行いました。…執刀したのは、平壌に急遽派遣された『ベルリン心臓センター』 の医療チームです”と伝えた。

週刊誌は“北朝鮮の医療技術では対処できなかったため、北朝鮮政府は、ドイツの北朝鮮大使館を通じて、ベルリン心臓センターに医師団の派遣を緊急要請した”と報道した。

これにより、ベルリン心臓センターはトップクラスの医師6人からなる’金正日手術チーム’を結成、平壌に派遣して5月中旬に金正日総書記を治療したという。手術は“血管の詰まった部分を迂回させる冠動脈バイパス手術”だったと週刊現代は伝えた。

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更に、“手術は無事成功し、…ドイツの医師団は、5月19日に帰国しました…退院後の現在は、妙香山招待所で静養中”と週刊誌は伝えた。

また “旧東ドイツの幹部専用病院、通称‘シャリエテ’では、伝統的に北朝鮮の各分野の医師たちを養成してきました”という話を紹介し、東西ドイツが統一した以降も、この伝統は続いてきたと伝えた。 更に、“昨年後半くらいから、ベルリン心臓センターをはじめとする旧シャリエテ傘下の主要病院に、北朝鮮のトップクラスの医師たちが50人以上、研修を受けにくるようになりました”と報道した。これは金正日総書記の健康が悪化したためと思えると同週刊誌は付け加えた。

同週刊誌はまた、金正日の健康悪化の兆しは、去る4月25日の人民軍創立75周年記念の閲兵式でも現われたと伝えている。

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閲兵式を参観した西側外交官の言葉を引用して、金正日総書記は“広場を行進する兵士たちに向かって大げさに拍手し、手すりに寄りかかりながら数メートル左手に移動。そこで力なく右手を振り上げて兵士たちを鼓舞した後、再び手すりに寄りかかりながら、後方の出口から降壇したのです”と明らかにしたと伝えた。“金正日総書記の表情は虚ろで、生気が感じられなかった”そうだ。

一方、ベルリン心臓センターの広報担当は週刊現代との取材で、“5月11日から19日まで、ベルリン心臓センターの医師6人が平壌を訪問し、金総書記の心臓手術を行ったのは事実ですか”という問いに、“金正日総書記の手術は行っていません”と否認し、誰の手術を行ったのかという問いには、“労働者です。名前は明かせません”と語ったと週刊誌は伝えた。

“北朝鮮の一介の労働者のために、9日間もかけて出張手術を行ったというのですか”という質問に広報担当者は“人道支援の一環”だったと答えたという。

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週刊現代はまた、先月5日に軍部隊を視察したという報道が出た後、先月は一度も金総書記の動向は伝えられず、6月1日に慈江道江界の施設を視察したと朝鮮中央通信が報道したのは、心筋梗塞の手術と無関係ではなく、江界の視察も視察の日時については言及しておらず、実際は5月以前の視察を伝えた可能性があると指摘した。