北朝鮮の朝鮮中央通信は6日、台風10号「ライオンロック」の影響で降り続いた大雨により、北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンブクト)北部に深刻な被害が出ていることを報じた。

同通信は「発生した水害によって60人が死亡し、25人が行方不明になった」としながら、田畑、道路、橋梁、工場、ダムにも大きな被害が生じたと報じた。

また、「破壊された住宅と公共施設などを早期に復旧するための対策を講じている」とも伝えた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

咸鏡北道で水害復旧作業に尽力

【平壌9月6日発朝鮮中央通信】朝鮮で、咸鏡北道の水害復旧作業に力を集中している。 国家的に水害地域住民の生活を安定させ、破壊された住宅と公共施設などを早期に復旧するための対策を講じている。

全国的範囲で支援活動が強化される中、支援物資が水害地域の住民に行き届き、復旧作業に必要な建設資材が緊急輸送されている。咸鏡北道では、水害状況を具体的に調べたことに基づいて、必要な資材を用意して被害復旧作業を進めている。

破壊された住宅を建て直し、鉄道と道路、橋梁を復旧するために努めている。浸水した田畑から溜まり水を抜いて農作物被害を減らし、耕地周辺の溝掘りと河川の堤防築造を積極的に推し進めている。

咸鏡北道では今回、発生した水害によって60人が死亡し、25人が行方不明になった。田畑7980ヘクタール余りが浸水し、2160ヘクタール余りが埋没、流失した。 560棟の公共施設と30棟の生産建物、ほぼ20棟の教育機関の建物が破壊および浸水した。ほぼ50カ所に7万9800余メートルの道路と路盤、6カ所に2215平方メートルの橋梁、1カ所の発電所のダムが破壊された。

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