北朝鮮の外務省米国研究所の研究者オ・ジョンチョル氏が3日、米国の制裁・圧殺策動は北朝鮮の「体制転覆」を追求していると非難する論評を発表。同日、朝鮮中央通信が配信した。
論評は、「米国で対朝鮮制裁の効率に対する懐疑の念が急激に増大している」「制裁と圧迫では問題を解決することができず、むしろ複雑にするだけだ」と指摘。
さらに、「米国が狂気じみて強行している制裁・圧殺策動は主権国家である共和国の『体制転覆』を追求し、われわれの自主権と尊厳、生存権を蹂躙(じゅうりん)する重大な犯罪行為」だと糾弾した。
そのうえで、「世界はわれわれが制裁と封鎖、圧迫の鎖を断ち切っていかに浮上するかをはっきり見ることになるであろう」と強調した。