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北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、米国がミサイル防衛システムの現代化を唱えながら、新しい兵器システムを開発していることに対して、「軍事的優勢を狙った無分別な軍備増強策動」と非難する論評を配信した。

論評は、「ミサイル防衛局長のジェームズ・シリングは、『THAAD』が13回の迎撃試験を全部成功裏に行った」とし、「来年からは中距離弾道ミサイル迎撃試験に乗り出すと明らかにした」と指摘。

「これは、主要諸大国に比べた絶対的な軍事的優勢を占めようとする米国の無分別な軍備増強策動の一環である」と主張した。

そのうえで、「世界の平和と安全を願うすべての国は、米国の武力現代化と軍備増強策動の本質を直視してそれに警戒心を高めるべきであろう」と警戒をうながした。