しかし、最近になって雰囲気は一変。地元住民は、北朝鮮人に対して厳しく接するようになった。脱北兵士らによる相次ぐ凶悪犯罪によって、対北感情が悪化しているからだ。
一部の北朝鮮軍人は、中国のブローカーと結託して、女性を売り飛ばすなどの非人道的な犯罪行為を働いており、北朝鮮と金正恩党委員長のイメージは悪化の一途をたどっている。
(参考記事:17歳で中国人男性に売られ…脱北女性「まだまだ幼い被害者が大勢いる」)人質を取った籠城事件も
韓国の聯合ニュースによると、7月23日には、複数の脱北兵士が長白県の二十道溝村と小梨樹溝村で強盗事件を起こし、当局との銃撃戦の末、2人が逮捕される事件が起きた。