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北朝鮮は6カ国協議の結果に満足しない場合、アメリカ政府を刺激するために追加核実験に出る可能性があるという主張が出ている。

香港の軍事専門誌である‘カンワ・ディフェンスレビュー’のフィンコフ編集長は8日、ラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューを通じて、“北朝鮮の核実験の目的はアメリカの金融制裁を解除しようとすること”であると言い、“アメリカがこれに応じなければ、金正日はアメリカ政府を刺激するためにも追加核実験に出る”と主張した。

フィンコフ編集長はまた、“金正日が来年のアメリカ大統領選挙に影響を与えるために追加核実験を実施する可能性もある”と付け加えた。

更に、“アメリカのブッシュ政権はイラクで困難を経験しており、北朝鮮問題にまで気を使う余力がない”とし、“したがって時期的に金正日が第2、第3の核実験をするのは、今が適期”と説明した。

編集長は“北朝鮮がアメリカに対して金融制裁の解除を要求しているが、これは初段階の要求に過ぎない”と言い、“今後、韓国からはより多くの電力供給を、アメリカからは軽水炉を要求する可能性があり、ひいてはアメリカとの外交関係を認めるように要求する”と見通した。

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“アメリカがこうした要求をすべて聞き入れたら、北朝鮮が核実験を実施しない可能性もあるが、それでも北朝鮮は核をあきらめない”と強調した。

しかし、北朝鮮が核実験を強行する場合、“国際社会の追加制裁は避けられず、中国と北朝鮮の関係も最悪になる”とし、“しかし、どのような場合でもアメリカの軍事攻撃は不可能である”と指摘した。

一方、“北朝鮮に対する国連の制裁はあまり效果をおさめていないようだ”と語り、“北朝鮮は国際経済に賛同しない孤立状態にあり、たとえ制裁を受けても耐えることができると判断している”と説明した。