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先月、火災事故を起こした北朝鮮国営の高麗航空の旅客機が、10日以上運航を中断していたことが明らかになった。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

この航空機は、高麗航空が所有するツポレフ204(機体番号:P-632)で、先月22日に平壌から北京に向かう途中に機内で火災を起こし、瀋陽空港に緊急着陸した。乗客と乗務員75人に怪我はなかったものの、機内に煙が立ち上り、一部乗客は非常用の酸素マスクを着ける事態となった。

その後、当該機は平壌空港に戻り、一週間後に北京線に復帰した。ところが再び、今月11日から運航を中断していた。

中国メディアによると、中国民航局は17日に事故の調査結果を発表した。