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北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験で技術的な進展を見せ、核弾頭の運搬手段として日米韓を脅かす可能性が現実味を帯びてきている。

SLBMが完成しても、発射実験に使われている「新浦級」(2000トン)潜水艦は小さすぎてミサイルを1発しか搭載できないため、戦力にはならない。そのため韓国では、かねてから北朝鮮がSLBMを3発搭載できる3000トン規模の新型ミサイル潜水艦を開発中であるとの見方が出ていた。

そして7月22日、軍事情報分析会社のIHSジェーンズ(英国)は22日、北朝鮮が現行より大型の潜水艦を隠せる新たなドックを建設している、とする衛星写真を公開した。韓国の見方は、当たっていた可能性が高い。

東京・杉並の会社

もっとも、北朝鮮が弾道ミサイル潜水艦に対しどのような野心を燃やしてきたかをつぶさにウォッチしていれば、いずれこのような日がやってくるのを予想することは、さほど難しいことではなかったとも言える。