今回、発射されたSLBMは500キロ以上を飛行、韓国全域を打撃圏に入れられるものと分析された。韓国軍は、SLBMは初期開発段階で300キロ以上を飛行すれば成功としていることから、事実上成功したという評価になる。
北朝鮮が、先月9日と4月23日に発射実験を行ったSLBMの飛距離は、それぞれ10キロ以上、30キロ以上を飛行後、空中で爆発。これと比較しても、今回発射したSLBMは技術的に大きな進歩があったことになる。
来年にも実戦配備か
韓国軍当局は、北朝鮮のSLBMの実戦配備には、早くても2~3年はかかると予想していたが、今回の成功により、早ければ来年の初めには配備される可能性が出てきたと見ている。