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韓国・統一部のホン・ヤンホ次官が5日、「下半期に入り、北朝鮮が対話局面の醸成に乗り出すなど、変化の動きを見せているが、核問題においては何の変化の兆候も見られない」と述べた。

ホン次官はこの日、朝鮮半島先進化財団(理事長:パク・セイル)が主催した『先進化統一政策セミナー:いよいよ統一!』の祝辞で、「2日ほど前にも『使用済み核燃料棒8000本を再処理した』と、国際社会に向けて核の脅迫を続けている」と話した。

また、「今韓国政府と国際社会は、北朝鮮が再び過去の常習的な形態を繰り返すのではないかと注視している」と話した。

このように北朝鮮の核交渉遅延戦術を指摘し、北朝鮮の核問題の解決策として提案されているグランドバーゲンについては、「核問題の根本的な処方箋だ。核廃棄という最終目標が明確になれば、核問題を北朝鮮問題という大きな枠組みの中で解決できるという、包括的で根本的な解決方案だ」と説明した。

また、「まだ北朝鮮は核問題を米朝間の問題だと主張しているが、核問題は我々の生存がかかっている問題であり、最優先に行うべき安保の懸案である。南北対話を通じて我々の生存問題を議論するのは当然であり、いつわりのない態度で対話に臨むべき」と強調した。

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ホン次官はさらに、朝鮮半島の統一は、単純な分断状況の克服を超えて、世界の一流へと飛躍する踏み台を整えることにつながると説明し、「そのためにも自由と人間の尊厳、民主主義や市場経済など、人類の普遍的な価値と秩序が尊重される『正しい統一』になるべきである」と述べた。