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北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は21日、署名入りの論説を通じて米オバマ大統領の「核兵器なき世界」構想は、「極悪な核独占戦略、支配戦略実現のための屏風にすぎない」と非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論説は、「こんにち、核戦争の危険が最も濃い所は朝鮮半島である。わが国を核先制攻撃対象のリストにのせた米国の核戦争狂信者らは、事前警告なしにわが国を核先制攻撃すると脅かしている」と指摘。

そのうえで「イラク、リビア事態は、米国の核先制攻撃脅威を恒常的に受けている国々が強力な戦争抑止力を持てなければ、米国の国家テロのいけにえ、被害者としかなりえないという深刻な教訓を与えている」とした。