北朝鮮の「朝鮮強制拉致被害者救出非常対策委」の代弁人(スポークスマン)は21日、韓国政府が、今年4月に集団脱北した男性支配人と女性従業員ら13人が、保護施設を退所したと発表したことに対して、「南朝鮮当局の『定着』謀略劇」と糾弾する談話を発表した。朝鮮中央通信が同日、配信した。

談話は「逆賊一味がわが女性公民たちが自由に意志を表せるように外に出せないのは、いわゆる『身辺安全』のためではなく、自分らが働いた前代未聞の集団的な拉致犯罪と反人倫的行為が全世界にあらわになるのを恐れたためである」と強調。

そのうえで「朴槿恵一味の悪らつさと残忍さから見ると、今まで監禁されていたわが公民たちの中にはすでに、無残に殺害された女性もいる可能性がある」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮強制拉致被害者救出非常対策委代弁人 共和国公民に対する南朝鮮当局の「定着」謀略劇を糾弾

【平壌8月21日発朝鮮中央通信】内外の強力な糾弾と送還要求にもかかわらず、集団的に拉致して連行したわが女性公民たちを4カ月以上も監禁していた朴槿恵逆賊一味が先日、彼女らを「社会に進出させて定着」させたと発表した。 これとタイミングを合わせて、かいらい当局の連中と極右保守勢力は、「今や北が女性従業員たちの強制抑留を主張する根拠がなくなった」などとけん伝している。

朝鮮民主主義人民共和国強制拉致被害者救出非常対策委員会のスポークスマンは21日に発表した談話で、これはかいらい一味が自分らの働いた天人共に激怒する集団的な拉致蛮行の真相を永遠に伏せ、わが女性公民たちの強制抑留に対する社会的非難と彼女らの家族面談、送還を求める内外世論の圧力を防ぐためにでっち上げたもう一つの卑劣な謀略劇だと糾弾した。

談話は、かいらい一味が「社会に排出された北の従業員たちが自由人の身分」になったと言いながらも、「身辺保護」だの、何のという口実で彼女らを公開せず、メディアとの接触も一切遮断しているのは、かいらいの発表が完全にでっち上げた偽りだということを如実に示していると暴き、次のように強調した。

逆賊一味がわが女性公民たちが自由に意志を表せるように外に出せないのは、いわゆる「身辺安全」のためではなく、自分らが働いた前代未聞の集団的な拉致犯罪と反人倫的行為が全世界にあらわになるのを恐れたためである。

朴槿恵逆賊一味は、祖国の懐に帰ろうとするわが女性公民の決心と意志をさまざまな懐柔と威嚇によっても曲げることができなくなると、彼女らをかけ離れた所に永遠に閉じ込めて完全に廃人につくろうとしているのである。

朴槿恵一味の悪らつさと残忍さから見ると、今まで監禁されていたわが公民たちの中にはすでに、無残に殺害された女性もいる可能性がある。

われわれは、かいらい一味の集団的な拉致犯罪と反人倫的行為をいささかも許さず、わが女性公民たちを救出して共和国の懐に連れて来るために最後までたたかっていく。

    関連記事