ロビン・フッドは元々、横暴な支配者に立ち向かって戦ったという中世イングランドの伝説上の人物だが、映画、アニメ、小説となり、世界的に知られるようになった。朝鮮中央テレビでも、2006年にアニメ版が放映されている。

横暴な王、腐敗した役人、欲深い貴族に立ち向かい、財産を奪って貧しい人々に分け与えたというストーリーだが、子どもたちのみならず、大人からも「まるでわが国の現実のようだ」と非常に好評だった。当局はそれを問題視し、禁止令を下したようだ。

親たちからは「子どもたちに正義とは何かをまともに教えないくせして、世界的な名作アニメを取り上げるなんて」「当局は何を恐れているのだ」と非難轟々だ。また、禁止したことで逆に人々の好奇心を煽り、見たがる人が増えている。

ただ、北朝鮮は外国映画を見たというだけで、大学生や女子高生までをも逮捕、公開裁判にかける国である。今後はアニメを見るのも命がけだ。

(参考記事:北朝鮮が女子高生を「見せしめ」公開裁判にかけた理由] )

女子大生の悲劇

ロビン・フッドの次に標的になったのは、米国のアニメ「ザ・シンプソンズ」だ。

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