米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、子どもの問題は海外駐在の北朝鮮外交官の共通の悩みだと伝えている。
いくら親が言い聞かせても、外国の暮らし、価値観に触れた子どもたちは北朝鮮での暮らしに適応できなくなる。子どもが親に脱北することを迫るケースもあるという。
そういう意味で今回の脱北は、貧困や迫害から逃れるための脱北ではなく、子供の将来を考えての「移民型脱北」と言えるかもしれない。
精神病院行きも
ある外国人観光客は、北朝鮮から中国に向かう列車の中で見かけた子どもの様子を次のように伝えている。