13歳の頃からFacebookに投稿していた。シューティングゲーム「カウンターストライク」を368時間もプレイした記録が残っており、韓国のネットゲーム「アーキエイジ」もプレイしていた。
しかし、彼にはそれら全てに別れを告げる運命が待ち構えていた。父親に北朝鮮への帰国命令が出たのだ。
仮に父親が職務上のミスを犯していたとして、それが批判されれば、再度の出国はおろか、平壌で生活することすら許されず、極貧の山間地に追放される可能性すらあった。
「逃げよう」子どもが親を説得
デンマーク生まれでロンドン育ちのグムヒョク氏にとって、ネットも使えなければ、音楽も自由に聞けない北朝鮮での生活は、とても耐えられるものではないだろう。