朝鮮中央通信によると、北朝鮮は18日、韓国の朴槿恵政権が朝鮮半島統一のための「全民族的な統一大会合」を阻んだとして、「北南関係の改善も、朝鮮半島の平和と統一も眼中になく願ってもいない」と非難した。会合の北朝鮮側準備委員会が報道文を出した。

北朝鮮は6月9日に行われた政府や党などによる連席会議で会合の開催を呼びかける要請文を採択したが、韓国側はこれが「欺瞞的な宣伝攻勢」であるとして拒否している。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮半島の平和と自主統一のための北・南・海外の諸政党・団体・個別人士の連席会議北側準備委が全民族的な統一大会合の開催を阻んだ朴槿恵逆賊一味を糾弾

【平壌8月18日発朝鮮中央通信】周知のように、先日、中国の瀋陽では全民族的な統一大会合開催のための北・南・海外実務会議が成功裏に行われ、連席会議の実現に対する全同胞の一様な意志と所望を込めた共同報道文が発表された。

しかし、朴槿恵一味はわれわれの連席会議の提案が「偽装平和攻勢」だの、「北の核放棄が最優先」だのと悪らつに言い掛かりをつける一方、実務会議に参加した南側のメンバーらを「厳重に処罰」すると唱えて殺伐な公安弾圧の雰囲気を醸成している。

朝鮮半島の平和と自主統一のための北・南・海外の諸政党・団体・個別人士の連席会議北側準備委員会は18日に発表した声明で、これは、南朝鮮の各界の団体と人士がなんとしてもわれわれの連席会議の提案に呼応できないように圧力を加え、連席会議の開催をあくまでも阻んでみようとする企図から発した許せない反統一罪悪だと言わざるを得ないと糾弾した。

声明は、朴槿恵一味が統一のために共に進もうという同族の提案にはあくまでも顔を背け、むしろ屈辱的な「韓米同盟強化」にさらに血眼になって狂奔している現実は、彼らが北南関係の改善も、朝鮮半島の平和と統一も眼中になく願ってもいない醜悪な民族反逆の群れだということを再び実証するだけであると暴いた。

また、内外の反統一勢力のいかなる策動も果敢に粉砕して全民族的な統一大会合を必ず実現させて民族自主、民族大団結の旗印を高く掲げて朝鮮半島の平和と統一の新しい局面を開いていこうとするわれわれの立場は確固不動であり、終始一貫しているとし、次のように指摘した。

連席会議北側準備委員会は、全同胞と固く手を取り合って連帯しながら全民族的な統一大会合の実現のために引き続き積極的な努力を傾け、南と海外の政党、団体、広範な各界の人士との多面的な接触と対話を通じて北南関係の改善と国の平和と自主統一の活路を力強く切り開いていくであろう。

北・南・海外の各階層は、民族が団結すれば克服できない難関がないという信念と自主統一の最後の勝利に対する楽観に満ちて全民族的な統一大会合を実現させるための正義の闘争にこぞって立ち上がるべきであろう。―――

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