人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮が廃燃料棒8千個の再処理を8月末に終わらせたと、北朝鮮の朝鮮中央通信が3日に主張した。

朝鮮中央通信は「アメリカが4月に朝鮮の平和的衛星発射を国連安全保障理事会に持ち出し、朝鮮に対する制裁を発動した時から6ヶ月が過ぎた」と述べ、「この期間朝鮮は、6者合意によって無力化された寧辺の核施設を原状復旧する措置の一環として、再処理施設を可動させ、8千個の廃燃料棒の再処理を8月末までに終わらせて成果を出した」と伝えた。

北朝鮮は4月14日の外務省声明で、国連安全保障理事会が「議長声明」を採択して6カ国協議の合意が無力化したと主張し、「核施設を原状復旧して正常稼動する措置が取られることになり、その一環として試験原子力発電所から出た廃燃料棒がきれいに再処理されるだろう」と言い、同月25日には「外務省声明での宣言に従い、我々の試験原子力発電所から出た廃燃料棒を再処理する作業が始まった」と明らかにした。

北朝鮮のこうした歩みは、最近リ・グン北朝鮮外務省アメリカ局長がアメリカを訪問して米朝会談について議論したが、両国の意見の差が縮まらなかった状況を反映しており、アメリカに対話を促すことが目的であると思われる。