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北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は12日、米国務省が発表した世界の信教の自由に関する2015年版報告書が北朝鮮に「信教の自由がほとんど存在していない」と指摘したことについて、「他国と他民族の自主権を蹂躙(じゅうりん)している米国には、人権についてうんぬんする初歩的な資格さえない」と非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

報道官はまた、米国が北朝鮮の人権や宗教の問題を取り上げるのは「軍事的に手に負えなくなった」からであると指摘。

今後も「核抑止力を中枢とする自衛的軍事力を全面的に強化していく」と述べている。