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ソビ電話は、単なる携帯電話のレンタルサービスではない。

両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、このサービスの利用にあたっては、中国キャリアの携帯電話を持っていることが大前提だ。

次に、保衛部27局、電波監視局の幹部を訪ねて、ワイロを渡して通話を申し込む。通話時間1時間あたり500元(約7620円)と非常に高価なものだ。

希望者がある程度集まれば、時間と場所を知らせてもらう。幹部は、そこの電波探知装置の電源をオフにして通話をさせるという仕組みだ。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、保安局(警察)など他の司法機関は、このような保衛部の携帯電話ビジネスのことを知っているが、何も言おうとはしない。自分たちも同様のサービスの利用者だったり、提供者だったりするからだ。