リオデジャネイロ五輪で北朝鮮のホン・ウンジョン選手と韓国の李恩朱(イ・ウンジュ)選手が、仲良くツーショットで自撮りした画像が、世界の注目を集めている。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長は10日、「偉大な行為」とコメント。米国の政治学者であるイアン・ブレマー氏は、「北朝鮮と韓国の体操選手が一緒に自撮り。これぞオリンピックの醍醐味だ」とツイートするなど、微笑ましいシーンに賞賛が寄せられている。
しかし、この撮影行為に対して、思わぬところから水が差された。韓国のハンギョレ新聞は、この写真に対する米AP通信の報道をめぐり、「南北関係の悲劇的な断面を見せるハプニング」と報じた。一体、どういうことか。