北朝鮮の朝鮮中央通信は10日、故金日成氏が抗日革命闘争の時期に打ち出したという祖国解放3大路線が「朝鮮人民の力で祖国解放偉業を実現することのできる道を明らかにした綱領的指針であった」と主張する記事を配信した。
記事は、金日成氏が、1943年の初めに「朝鮮人民革命軍軍事・政治幹部会議を招集し、対日最終作戦の方向を提示した」としながら「この作戦方向を祖国解放3大路線に確定した」と主張。
そのうえで「主席は用意周到な作戦方向を提示して最後の勝利を目指す準備を円滑に整えるようにした後、総攻撃命令を下すことによって祖国解放の歴史的偉業を勝利のうちに達成した」と強調した。