ニューズウィークが最近、ゴールドマンサックスの報告書を引用して、北朝鮮の地下資源埋蔵量は国際社会の予想以上に豊かだと、「国家資源ブログニュ−ス」を通じて28日(現地時間)に伝えた。
ニューズウィークは北朝鮮の資源が一般的に言われているほど不足しているわけではないと述べ、ゴールドマンサックスの報告書によると、平壌周辺に3兆7千億ドル相当の鉱山があると報道した。
また、北朝鮮経済は伝統的に石炭を中心に動いていたが、それ以外にもマグネサイトや石灰石、金、亜鉛、無煙炭などが豊かで、なおかつ未開発状態と伝えた。
学界では北朝鮮に200種類以上の有用鉱物があると見ている。このうち、開発の価値がある資源は金と銀、銅、鉄、亜鉛、重石、マグネサイト、石灰石、黒煙などだ。
北朝鮮の代表的な地下資源は、咸鏡北道茂山の鉄鉱で、最大埋蔵量は25億t程度と推定されている。マグネサイトは世界の埋蔵量の半分に達する100億tが北朝鮮にあると報告されている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面ピーターャ桃総ロ経済研究所のマーカス・ノーランド副所長も、「外部の採鉱専門家たちが、北朝鮮の鉱山は浸水したり荒廃した状態だが、復興させることができると話していた」と伝えている。
ニューズウィークは、北朝鮮は鉱山を沢山所有しているが、国家の「崩壊したインフラ」のため、この宝物(資源)を(世界の)市場に運ぶ能力が麻痺した状態だと分析した。
一方、こうした条件にもかかわらず、ロンドンにある「高麗アジア」を含めたさまざまな西側の会社が北朝鮮の鉱山に関心を持っているという。「高麗アジア」のマックスキル会長は、北朝鮮の金属への投資に関する意向書を北朝鮮と交わした事実を公開して、「北朝鮮の人たちと合法的な事業ができる」と主張した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面