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北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は6日、米国が日米韓三角軍事同盟を構築してアジアと世界の制覇野望を実現しようしていると糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、米国が8億2000万ドル分の武器を日本に販売することを決定したことや在日米軍の迎撃ミサイルを韓国に投入したこと。さらに日本の海上自衛隊と大規模な合同掃海訓練を行ったことを例に挙げて、「米・日・南朝鮮の3角軍事同盟構築策動に拍車をかけるということである」と指摘した。

また、「わが共和国が核強国の前列に堂々と入ることによって同地域の勢力構図に大きな変化が起きた」ことに、米国が不安を感じているとした。

そのうえで、「3角軍事同盟を構築してそれをテコ、跳躍台にしてアジアと世界の制覇野望を実現しようというのが米国の下心である」と主張しながら「米国は日本、南朝鮮との無謀な軍事的共謀・結託策動がもたらす破局的結果について熟考し、分別のある行動を取るべきである」と強調した。