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北朝鮮が3日、日本海に向けて「ノドン」と見られる弾道ミサイル2発を発射したことに対して、国連安全保障理事会は同日午後(米東部時間)に、緊急会合を開いた。会合は、日米韓の要請で開かれ、北朝鮮の挑発行為を非難したようだが、非難声明は採択されなかった。韓国の聯合ニュースが報じた。

同ニュースによると、日米韓の国連大使は会合後に、共同記者会見を行い、北朝鮮の挑発を強く非難した。会見で、日本の別所浩郎駐大使は、弾道ミサイル1発が自国の排他的経済水域(EEZ)に落下したことを強く批判したという。

一方、日米韓などの12カ国は先月28日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に書簡を送り、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験を詳しく調べるよう要請していたという。

書簡では、北朝鮮がミサイル開発を継続しているため、北朝鮮に対する安保理の新たな制裁が必要としながら、徹底した調査を求めたという。また、ミサイル発射実験などを担当する北朝鮮の個人や機関を特定して、制裁対象に指定するよう要請したと同ニュースは伝えた。