朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士による強盗が止まらない。深刻さのあまり、金正恩党委員長が「軍人による強奪を絶対に許さない」との通告を出したぐらいだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が実情を報じた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョンジン)市青岩(チョンアム)区域文化洞(ムナドン)に駐屯している45師団の周辺で、強盗事件が頻発。兵士たちにトウモロコシしか配給されないため、腹をすかせた兵士たちは、基地の周辺の工場や民家に押し入って、食糧や金品を強奪しているのだ。

兵士たちが火事場泥棒

盗んだ品は、3食のおかずにしたり、金目の物は売り払って現金化している。住民は「馬賊」「土匪」だと言って恐れている。さらに、兵士たちは3つのグループに分かれて役割分担をするなど、犯罪集団化しつつある。中には、盗みのためなら放火すらもいとわない兵士が現れた。