かつての日本でも「国民優生法」「優生保護法」に基づき、多くのハンセン病患者に対して「断種手術」を行っていた。断種手術とは、男性の輸精管を切断して生殖能力をなくすものだ。スウェーデンでも身体障碍者に対して断種手術が行われていたが、日本でもスウェーデンでも、国が過ちを認め、補償を行った。

しかし北朝鮮にはいまだに、優生思想に基づく、障碍者への差別的政策が残っていると見られている。

アメリカの保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」によると、北朝鮮当局は当初、障碍者の中でもとく小人症患者を文字通り「根絶やし」にすることを目指していたとの情報がある。

(参考記事:小人症患者の「全員処刑」を計画していた北朝鮮

これが実行されていたら確実に国際社会にバレるだろうが、その一方、断種手術や強制隔離は確かに行われているようだ。これについては、強制隔離により一家離散を強いられた脱北者らの証言もある。

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