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アメリカの保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」によると、北朝鮮当局は当初、障碍者の中でもとく小人症患者を文字通り「根絶やし」にすべく、「全員処刑」まで計画していたが、国際社会の批判を恐れて強制移住政策に変更したという。

障碍者の追放は平壌でも行われた。「障碍者が革命の首都平壌にいると、外国人に不快な印象を与えるから、追放せよ」という金正日氏の指示によるものだとされる。

その指示のせいで、平壌市平川(ピョンチョン)区域に住んでいた脱北者ムン・ジョンチョル(仮名)さんの家族は引き裂かれてしまった。

ムンさんの妹は、幼いころに患った小児マヒで、足に障碍を持っていた。周囲から心ない言葉を投げつけられることもあったが、家族は妹のことを誰よりもかわいがっていた。

ところが、ある出来事を境に状況は一変した。