彼らと付き合いのあった現地の情報筋は「知人のところに彼らから電話があり『すでに韓国に入り、脱北者教育機関のハナ院にいる』と言っていた」と述べた。
マルタはクルーズ船、タンカーなど船舶の出入りが激しいこともあり、2人は船に乗り、まずイタリアかアフリカ方面に逃げたものと思われる。
一方、マルタの新聞「イル・ムメント」によると、別の職場で働いていた北朝鮮労働者1人も行方不明になっており、韓国に入国した可能性が提起されている。
事実上の追放
マルタはポーランドと並び、北朝鮮からの派遣労働者を受け入れていた数少ないEU加盟国の一つだった。