北朝鮮で山火事と見られる巨大な炎による煙の柱が立ち上っている様子が、アメリカ航空宇宙局(NASA)の衛星写真に捉えられた。
この写真はNASAが15日に中分解博B像分光放射計(MODIS)を利用して撮影したもので、原因不明の煙が北朝鮮東部の広範囲にわたる地域と東海(日本海)上に立ち込めている様子が写っている。
衛星写真に写っている煙は東に向かって流れており、東海の遠方にまで広がっているが、韓国側には来ていない。
煙の分布状況からかなり大きな火事と推定されるが、これについて北朝鮮は一切言及していない。
これと関連し、内部消息筋は「まだ山火事の消息は聞いていない」と言いながらも、「大きな山火事ならばすぐにうわさが広まるから、数日待てば今回の山火事の話を聞くことができるだろう」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一方、情報消息筋は21日に、「山火事など様々な可能性を念頭に置いて分析中」と言い、「これが何か、まだ正確に断定することはできない」と伝えた。
さらに、「どうして発生したのか、火なのか何なのかまだ実体も確認できていないため、場所や現場の状況も把握できていない」と語った。