北朝鮮の外務省の報道官(スポークスマン)は25日、「米国が第2の朝鮮戦争を挑発すれば最終的滅亡を免れない」という談話を発表。同日、朝鮮中央通信が配信した。

談話は「苛烈を極めた1950年代から歳月は流れ、時代は遠く前進したが、少しも変わっていないものがある。それは、ほかならぬ米国の変わらない朝鮮侵略野望である」と主張。

さらに「わが共和国に対する卑劣な制裁封鎖、圧迫策動に執着したあげく、あえてわれわれの最高の尊厳にまで言い掛かりをつける許せない妄動まで働いている」と米国を非難した。

そのうえで「米国がわが共和国の戦略的地位と大勢の流れに顔を背け、第2の朝鮮戦争を挑発する道に出るならば、降伏書に判を押す者もいないように最終的滅亡を免れられない」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 米国が第2の朝鮮戦争を挑発すれば最終的滅亡を免れない

【平壌7月25日発朝鮮中央通信】共和国外務省のスポークスマンは25日、次のような談話を発表した。

金日成主席のチュチェの軍事戦法と指導の下で20世紀50年代、歩兵銃と原爆との対決で勝利したわが共和国は、金正日総書記と金正恩元帥の先軍指導によって不敗の核強国、最精鋭軍事強国の威容を宣揚しながら米国との全面対決戦で連戦連勝を収めている。

苛烈を極めた1950年代から歳月は流れ、時代は遠く前進したが、少しも変わっていないものがある。

それは、ほかならぬ米国の変わらない朝鮮侵略野望である。

米国は、過去の祖国解放戦争で喫した甚大な政治的・軍事的敗北から教訓をくみ取る代わりに、わが共和国を圧殺し、アジアと世界を支配するという変わらぬ侵略野望にとらわれて朝鮮半島で武力増強と戦争演習、軍事的挑発策動を絶えず強行している。

今、米国は各種の戦略核打撃手段と「THAAD」のような先端軍事装備を南朝鮮に集中的に搬入して侵略的な戦争演習をいっそう露骨に行う一方、わが共和国に対する卑劣な制裁封鎖、圧迫策動に執着したあげく、あえてわれわれの最高の尊厳にまで言い掛かりをつける許せない妄動まで働いている。

朝鮮半島の情勢を戦争の瀬戸際へ追い込む侵略戦争演習に対する国際社会の糾弾と憂慮にもかかわらず、米国は南朝鮮のかいらいと8月にわが共和国に反対する「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」合同軍事演習をまたもや行おうと画策している。

スポークスマンは、米国がわが共和国の戦略的地位と大勢の流れに顔を背け、第2の朝鮮戦争を挑発する道に出るならば、降伏書に判を押す者もいないように最終的滅亡を免れられないと警告した。

    関連記事